迷走電流測定・迷走電流調査・電気防食性能測定−福田電業社

迷走電流測定

迷走電流の測定方法には、対地電位測定と地表面電位こう配測定があります。

1 対地電位測定

対地電位は、配管予定地に存在する既設配管、タンクを利用し飽和硫酸銅電極又は飽和カロメル
電極に管電位を測定する。
迷走電流の影響が時間により異なる場所は測定時間を電車の通過の多い時間帯とする。

対地電位測定図
対地電位測定2 対地電位測定1

 

2 地表面電位こう配測定

地表面電位こう配は配管予定地の敷地の直角2方向について、飽和硫酸銅電極又は飽和カロメル
電極にて測定する。
電極間は概ね10m以上とする。 測定時間は電車の通過量の多い時間帯とする。
測定場所がコンクリート舗装などの場所はその周辺とする。

地表面電位こう配測定図
地表面電位こう配測定2 地表面電位こう配測定1